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BNLS注射の当日は腫れる?術後にできる腫れない過ごし方とは?

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BNLS注射の当日はやっぱり腫れてしまうの?

脂肪溶解注射の一種であるBNLS注射は、従来の方法に比べて注入時の痛みや、術後の腫れが少ないという特徴があります。しかし、当日の過ごし方によっては顔が腫れてしまう恐れもあります。

ではなぜそうなってしまうのか、そしてどうすれば予防できるのかについて、これから説明をします。

そもそもBNLS注射とは?効果はどのくらい?

BNLS注射とは、主に植物から抽出された成分を使って、顔の輪郭部分についた脂肪を溶かす方法です。頬やあご下などについた脂肪を溶かすことで、小顔効果たるみの改善に期待ができます。

BNLS注射の最大の特徴は、副作用が現れにくいという点が挙げられます。従来の脂肪溶解注射の場合、注射を行う際に痛みが生じたり、注射を行った後、しばらくの間腫れてしまうなどの症状がありました。そういった問題点を改善したのがBNLS注射です。

BNLS注射は、早ければ注入から約3日程度で効果が現れるようです。一度で脂肪細胞の約30%の減少が期待できるというデータもありますが、適度な運動やマッサージと、期間を空けて複数回施術を受けることで、見た目に変化が現れるといわれています。

なぜBNLS注射をした当日は腫れてしまうの?

BNLS注射を行った当日に腫れる原因としては、体内に注入した成分が挙げられます。 身体は本来体内にないものが入ってくると、異物と認識し、対処しようとします。その過程で炎症細胞や、壊れた細胞を修復するために様々な細胞や栄養素が集まるようになります。そして細胞や栄養が集まるために血液の量も増えるため、血管が膨らんでしまうのです。この状態こそが「腫れ」となります。

顔は皮膚が比較的薄く、血管のふくらみが見えやすいため、その症状もはっきりとわかるのです。

BNLS注射当日の過ごし方とは?

腫れは炎症が起き、少しでも多くの細胞や栄養を運ぶために血流が増えている状態です。そのため、血流が良くなると、さらに悪化する恐れがあります。

BNLS注射後はできるだけ血流が良くなる行為は避けるようにします。具体的には、飲酒、入浴、激しい運動、顔のマッサージが挙げられます。

特に顔のマッサージは患部を刺激し、腫れだけでなく内出血や痛みの原因となる恐れがあるため、避ける必要があります。

そしてもし腫れが出てきた場合は、患部を冷やすようにします。少しでも早く対処することで、広がるのを防ぐことができます。

BNLS注射後の経過について

注射を行った後、脂肪は分解され、やがて老廃物として排出されます。注射を行ってから、排出されるまでの期間はおよそ3日~1週間ほどかかります。そして、一度注射を行った部分は、新たに脂肪がつかない限り効果が持続します。 なお、一度に分解できる脂肪の量は限られています。そのため、比較的脂肪が少ない部分はすぐに効果が実感できますが、頬やあご下など、脂肪が多い部分に関しては、期間を空けて何度か注射をする必要があります。

まとめ

BNLS注射は、比較的注入時の痛みやその後の副作用が少ないといわれています。それでも、注射を行った当日は腫れやすい傾向にあります。症状を抑えるためには、できるだけ血流が促進される行為は避けるようにします。腫れが出てきた場合は冷やすなどの処置を行うと良いでしょう。

手軽な施術といわれているBNLS注射ですが、メリットだけでなく腫れなどのデメリットは少なからずあります。十分に納得した上で施術を受けるようにしてください。