頬の脂肪吸引のしこりについて紹介します
頬の脂肪吸引によってすっきりとしたフェイスラインになることなどメリットもありますが、医師の技量やアフターケアによっては術後にしこりができる可能性があります。頬の脂肪の吸引は比較的手軽にできる部位ですが、術後のケアなどを知っておく必要はあります。
脂肪吸引後にしこりは出来やすい
脂肪吸引した部分はすっきりとさせることができますが、脂肪吸引した箇所にしこりができてしまう可能性があります。術後にできるしこりは拘縮という症状で、脂肪吸引した1週間ほどで起こる症状です。脂肪を吸引した箇所の皮膚が硬くなったり、凸凹になるなどの症状があります。
脂肪を吸引する量にもよりますが、数か月で治ることが殆どです。しかし、術後のケアなど、適切な対応をしないと脂肪吸引した箇所に拘縮ができてしまう可能性があることは知っておく必要があります。
しこりが出来てしまう原因
頬の術後にできる原因には、未熟な医師による脂肪の取り残しであることが考えられます。脂肪を取りすぎてしまうと、頬がこけた印象を与えてしまうので、そうした症状を避けるために、控えめに吸引してしまった結果、脂肪の取り残しによって頬が凸凹になったり頬が硬くなったりする可能性があります。
ほとんどのしこりが時間の経過で消えていく
顔をすっきりさせたくて頬の脂肪吸引をしても、術後にしこりがあると不安に思うこともありますが、この症状は殆どの場合は時間が経過することで自然に消えていくので心配することはありません。
拘縮は約1週間程度したあたりから起こって、約3~4か月間続きます。この症状は身体が治ろうとしている状態で正常な反応ともいえるので過度に不安に思うことはありません。殆どの場合は時間の経過で消えていきますが、術後6ヵ月経っても残る場合はクリニックを受診すると良いです。
しこりが出来てしまった際にできる対処法
①自然に消えるまで待つ
しこりが頬にできた場合の対処法のひとつは自然に消えるまで待つことです。顔にできたしこりなので他の人の目が気になることもありますが、自然に消えるまで待つと良いです。術後6ヵ月過ぎても改善しない場合には脂肪の取り残しや取りすぎなどの可能性もあるのでクリニックを受診します。
②マッサージを行う
頬の脂肪吸引で術後にしこりができた場合の対処法にはマッサージを行う方法も有効です。早く拘縮状態を回復させるためにはマッサージは効果的で、マッサージをすることで修復反応を促進さえて皮膚を柔らかく滑らかにすることができます。
③医師に相談し、しこりを消す治療をしてもらう
しこりができた場合の対処には医師に相談してしこりを消す治療をすることもできるので医師に相談すると良いです。治療法は副作用が少ない脂肪溶解注射で治療をし、それでも改善しない場合にはステロイドの局所注射をすることもあります。
いかがでしたか?
頬の脂肪吸引をすることですっきりとしたフェイスラインになるなどメリットも多い施術ですが、医師の技術不足などで脂肪の吸引不足などでしこりが残ることもあります。基本的には自然に改善されるものですが、顔は他の人にも見られる部位なので技術力の高い医師にお願いすることも大切です。