大きな変化が期待できる受け口手術。実際どのくらいの変化があるの？
受け口の程度が大きければ大きいほど、術後は顔（輪郭・フェイスライン）や口元が大きく変化します。外科的な手術をすることで、長年のストレスやコンプレックスが改善され、歯列矯正も併用すると同時に歯並びもきれいになります。
今回は長年のストレスやコンプレックスの改善が期待できる受け口手術の変化についてご紹介します。
受け口の手術で現れる見た目の変化
①受け口・しゃくれが改善される
「下顎骨切り術」で、骨の突出や長さを調整することで、受け口・しゃくれが改善されます。
さらに下顎骨切り術の術前後には歯列矯正が行われることも多く、受け口・しゃくれの改善と同時に、歯列矯正による歯並びの改善も期待できます。
これにより見た目の印象が大きく変わってきます。
②顔のバランスが良くなる
受け口手術では下顎の突出・長さの調整が行われるため、正面だけでなく横から見た時の顔のバランスも良くなります。
また受け口・しゃくれによって、片側で食べ物を噛む癖があり、顔が歪んでいた方も、受け口手術と歯列矯正を併用することで顔の歪みの改善も期待ができます。
③顎が短くなる
受け口手術では骨の突出や長さ調節を行うため、顎を短くすることも可能です。正面から見た時の顔の長さ、横から見た時の顎の長さに変化が見られます。
受け口の手術で現れる機能的変化
①活舌が良くなる
空気がもれなくなることで滑舌が良くなり、明るい印象になります。受け口で発音しにくい・舌足らずのような話し方などの悩みが、受け口手術後には改善され、これまで言いにくかった行の発音も良くなります。
②食事の際、よく噛めるようになる
受け口で食べにくかった食べ物が、受け口手術後は食べやすくなります。歯列矯正を併用すれば歯並びが一致し、よく噛めるようにもなるので、食事が楽しめるようになります。
さらに食べ物をよく噛めるようになることで、消化不良の改善につながる方もいます。
③奥歯への負担が減る
受け口手術と受けることで、噛み合わせの悪さによる奥歯の痛みも改善されるでしょう。
痛みだけでなく、受け口の改善によって口が閉じられるようになるので、口腔内の乾燥・虫歯のリスク・口臭などのリスクの軽減も期待できます。
受け口の手術は人生を変える
受け口修正術は受け口・しゃくれを改善するだけでなく、様々な症状・状態の改善も期待できます。
受け口手術は人生を変えるといっても過言ではないほどの大きな変化が期待できるので、受け口手術を検討している方は、本当に受け口手術が合っているのかどうかも含めて、複数の医師のカウンセリング・診察を受け、慎重に検討しましょう。