顎プロテーゼの腫れについて
顎プロテーゼを挿入することで、気になるフェイスラインを整えることができますが、手術である以上副作用やダウンタイムなどは起こります。
目や鼻の手術と比べると顎は腫れが目立ちにくい部位ではありますが、しっかりと術後のアフターケアを知っておく必要があります。
顎プロテーゼとは
顎プロテーゼ挿入術は顎が小さいので大きくしたい人や顎をシャープに見せたい人・顎が後退しているのを治したいという人にお勧めの施術で、気になる顎の部分にプロテーゼを挿入することで輪郭を整えることができ、上品で知的なフェイスラインを作ることが可能となります。
もともと隆鼻術などで使用されているシリコン素材を使用し、治療も30分程度という短時間で終了しますから、日帰りの手術も可能です。顎プロテーゼは口腔内を切開して挿入していきますから、顔に見える傷も残りません。
顎プロテーゼによる腫れの症状について
顎というのは腫れが目立ちにくい部位なので、極端に気になることはありませんが、顎プロテーゼを挿入した部位は1週間程度は腫れることがあります。
施術自体は麻酔をしますから痛みはほぼありませんしダウンタイムも短い施術ですが、念のためマスクを用意しておいた方が安心でしょう。
顎プロテーゼの術後に腫れる期間
一般的にダウンタイムは3日目くらいをピークとして1~2週間となっていますが、感染症になった場合には腫れが長引くこともありますし内出血が目立つこともあります。
内出血はメイクで隠せる程度の場合が多く、顎の正面ではなく首にかけての下側に現れることが少なくありません。
顎プロテーゼの術後の腫れのピーク
顎の腫れは手術中に使用する麻酔および手術に伴う組織の反応に関係し、顎は皮下組織が厚い場所のため腫れが目立ちにくくなっています。ただそれでも3日目をピークに腫れはあり、腫れが完全に消失してからシャープさがでてきます。
顎プロテーゼ挿入術で起こる腫れを長引かせないためにできること
①安静に過ごす
顎プロテーゼ挿入後腫れを長引かせないためには、安静に過ごすことが大切です。手術時間は30分程度と短時間で終了しますがその後活動してしまうと血行がよくなり腫れにもつながりますからできるだけ安静を保ち早めに休むことが大切です。
②冷やす
顎プロテーゼ挿入術後、ダウンタイムを長引かせないためには患部をよく冷やすこともポイントとなります。手術直後は局所麻酔によって翌日になると炎症による腫れがでてきます。炎症を抑えるためには冷やすことが大事ですからダウンタイムを長引かせないためにも冷やしましょう。
③血行が良くなる行為は控える
顎プロテーゼ挿入術において気になるダウンタイムですが、飲酒をすると血行がよくなり内出血や腫れ蛾強くなるおそれがありますから、ダウンタイムを長引かせないためにも安静にすることが大切です。手術当日からメイクは可能で通常1週間ほどでほとんど目立たなくなっていきます。
④顔を起こした体勢で過ごす
顎プロテーゼ挿入術後のダウンタイムは、炎症によって最初の3日間が強くでることが多いので、その間は安静にしてしっかりと冷やし心臓よりも高くあげることが重要となりますから、顔を起こした体勢で日中を過ごすことも大切です。
顎プロテーゼによる腫れは正しい対処をしましょう
顎プロテーゼ挿入術を受けた後には、むくみがでないように夜眠る時にも完全に平らになるのではなく、少し頭を高くして眠った方がよいでしょう。炎症を抑えるために患部を冷やすことも大事ですが、その際は患部を直接冷やすのではなくタオルなどで氷などをくるんでから冷やすようにしましょう。