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顎変形症の手術後に行うマッサージ方法は?部位ごとに効果や手順を解説

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顎変型症の手術後のマッサージについて

顎変形症の術後は比較的大掛かりな手術となっていくため、術後のケアがより重要になっていきます。では、具体的に術後のケアにはどんなマッサージを行えばいいのでしょうか。詳しい治療内容とマッサージ方法について、部位ごとにチェックしていきましょう。

顎変型症の手術後に起こりうる症状

そもそも、顎変形症の治療を受けた後にはどういった症状があらわれるのでしょうか。まず挙げられるのが、患部の腫れや痛みといった症状です。骨を削ったり切除したりするケースも中にはあるため、この痛みや腫れは術後数週間は続くことになります。

また、患部の皮膚や骨が安定するまでは肌の炎症も起こりやすくなっていくため、こうした点には注意が必要になってきます。場合によっては医療機関で処方される痛み止めや軟膏などを使って対処していくことになります。

額変型症の後遺症を緩和させるマッサージ方法

①顔全体のマッサージ

顎変形症の後遺症を緩和させるためのマッサージとして、顔全体のリンパや血管を刺激していくのがおすすめになってきます。顔全体のリンパの流れ、血流を促進することで傷の治りを早くして、見た目に症状を改善していくことができます。

傷に極端な負荷をかけないように注意する必要があります。ローションやクリームなどを使って肌を撫でるように優しくマッサージをしていくといいでしょう。

②鼻・鼻下のマッサージ

顎変形症の手術後、後遺症を緩和させるためには鼻や鼻下のマッサージもおすすめになってきます。特に、上顎部分の手術をした場合などはこのケアによって患部の症状をいち早く解消することが出来ます。マッサージによって血行が良くなれば体の中にたまった老廃物、余分な水分も排出されやすくなります。

自然と鼻筋もシャープに見えることになるので、見た目に得られる効果も高くなるというわけです。治療の際には参考にしていくといいでしょう。

③唇のマッサージ

顎変形症の後遺症を緩和させるためのマッサージとして、唇のケアもおすすめになってきます。唇は顔の印象を大きく変えてしまうこともあるので、より入念にケアを行っていきましょう。

手術直後は患部への刺激は避ける必要がありますが、それが原因で唇やその周りにむくみが出てしまっては意味がありません。入浴後など体が比較的温まっている段階でクリームなどを使い唇のマッサージを行うといいでしょう。これだけでも見た目に効果を実感することができる場合があります。

④口・あごのマッサージ

顎変形症の後遺症を緩和させるために、口元や顎周辺のケアも欠かせません。特に、口元や顎周辺は手術によってむくみの症状が出やすくなっていきます。手術からある程度の期間が経ったころ、傷が十分にふさがったころからは口元や顎のリンパを刺激するようにして血行を促進していきましょう。

結果的に患部のむくみは解消されていきますし、マッサージを続けることによって見た目にシャープな顎、輪郭を手に入れていく事が可能になっていきます。

⑤発声・滑舌のトレーニング

顎変形症の後遺症を緩和させるために、滑舌や発声の練習をすることも大切になってきます。口の周りの筋肉が弱ってしまったり、舌の状態が悪くなってしまったりすると発声や滑舌にも影響がでてしまうため注意が必要になってきます。

出来るだけ早い段階で発声の練習をしていく、顔の傷が治まったころからは口の周りの筋肉を鍛えるようにマッサージ、エクササイズを組合わせていく、こうした点を徹底していきましょう。日々の工夫によって滑舌や発声の状態は十分に改善されていくことになります。

顎変型症の手術後のダウンタイムが長引く場合の対処法

もしも顎変形症の手術で後遺症が長引くようであれば、再度クリニックで診察を受けていくようにしましょう。重大な病気が原因となっている可能性もありますし、そのまま放置することで症状が悪化してしまう恐れもあります。

出来るだけ早く治療を進めることで症状の悪化を防ぎ、見た目のトラブルを回避していくというわけです。素人では対処できない症状でも、専門家である医師であれば迅速に対処していく事が出来ます。まずは医師に相談していく事、ここからはじめていきましょう。

顎変形症の手術後には正しいアフターケアが重要

顎変形症を改善するためには比較的大掛かりな手術が必要ですが、その術後にはマッサージなどのセルフケアが重要になってきます。このケアでも症状が改善されない場合には、出来るだけ早く医療機関に相談をして対処していくようにしましょう。

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