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上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)について|効果・ダウンタイム・費用について紹介!

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上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)について

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)は、笑ったときに上顎の歯茎が露出してしまう状態(ガミースマイルと呼ばれる)のときにその状態を改善する目的で行い、特に重症のガミースマイルで悩まされている方にこの施術方法を選択します。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)とは

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の施術内容については主に上顎の骨格自体が突出しており、さらに歯茎が縦方向にも長いという場合において歯茎部分の骨を骨切りすることで短くするという施術です。

この施術では、上顎骨をあらゆる方向に移動することが可能であるため仕上がりを細かく調整しやすいことが特徴といえます。歯のかみ合わせについてはこの施術で一切影響を与えないという点もあり、治療後の手間もかかりにくいです。

どのような悩みを抱える方に向く施術なのか?

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の手術を受けるにあたってどのような悩みを抱えている人に向いているのかというとまずガミースマイルになっていて悩んでいる人が挙げられます。また、出っ歯と呼ばれる上の前歯が突き出ているような状態である場合にも解消することができるため歯並びに関する悩みをできるだけ早めに解消したい人にとって向いています。

出っ歯の状態である場合には、歯列矯正でも治すことは可能ですが時間がかかることを考えるとこちらのほうが効率的なケースもあります。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の効果

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)を受けることによって得られる効果は、ガミースマイルを解消することによって見た目の印象を向上させることができます。笑ったときに自然に笑うことができるため、明るい印象にすることが可能です。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のメリット

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)を受けるメリットとしては、笑ったときに抱えてしまいがちなコンプレックスを解消することができるため精神的な負担を減らすことができるということにあります。歯並びを矯正することも可能です。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のデメリット・リスク

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)は、料金面でかなり高額な値段がかかる傾向があることやまだこの施術を経験していない医師が多いので失敗してしまうリスクがあることなどのデメリットもあります。施術の失敗をできるだけ回避するためにも、信頼できる医師やクリニック選びについてはしっかりと行っておく必要があるといえます。

施術中のリスクとしては施術前に全身麻酔を行うときに事故を引き起こすリスクや術後の腫れによって気道閉塞を引き起こすトラブルもあるため注意しなければなりません。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の施術の料金・相場

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の施術を受けるときの料金・相場については約1,836,000円となっています。大掛かりな手術ですので、クリニックによって相場は異なりますがかなりの予算を必要とすることを覚えておきましょう。

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のダウンタイム

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のダウンタイムについては1週間から2週間となっています。治療を開始してから14日目に抜糸を行うという仕組みです。糸を入れるときには吸収糸で行うのですが、基本的に抜糸を行うことになっています。

術後2週間くらいまでの食事については熱いもの・辛いもの・アルコールなどといった刺激物は避ける必要があることを覚えておきましょう。化粧については可能ですが、入浴については手術直後は避けます。腫れが引くまでは、シャワー程度にして留めておいたほうが良いといえます。

ガミースマイルや出っ歯の治療には上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)が有効

上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)は、ガミースマイルや出っ歯などに悩まされている人にとっては有効な治療法といえます。ただ、術後の咬み合わせをより安定させる目的で何回かの通院が必要になる場合があることなどを理解するようにします。

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