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アデノイド顔貌の整形にかかる費用|保険適用になる条件についても紹介!

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アデノイド顔貌を治す整形にはいくらかかるのか

アデノイド顔貌はあごの骨がほとんどなく口をいつもぽかんと開いているような人の顔つきのことで、最近日本人にも増えてきていて悩んでいたりコンプレックスに思っている人はいるでしょう。美容整形を行うことによってきれいなラインを作ることができます。

今回は、アデノイド顔貌の美容整形にかかる費用相場や保険適用について紹介していきます。

アデノイド顔貌の整形で行われる施術とは

アデノイド顔貌の整形に行われる施術として矯正治療と外科治療のどちらかが行われることが多いです。

一般的な矯正治療では十分な治療効果が期待できないような場合、あごの骨を手術する外科矯正治療が行われることになります。全身麻酔による手術になり大きな効果が期待することができ、矯正治療では保険が適用される可能性があります。

手術での治療は下あご単独の場合や上と下の両方のあごを手術する場合があり、多くは口の中から手術するので顔などに傷痕が残る心配もありません。

アデノイド顔貌の治療法の種類と施術にかかる費用

①歯列矯正

アデノイド顔貌は歯並びやめくれた唇を矯正をすることによって改善されることがあります。矯正にはワイヤー矯正などのいろいろな種類がありますが、近年はさまざまな症状に対応することができるマウスピース矯正などが人気です。

マウスピース矯正では矯正装置によるストレスも少なくて済み、装置を外し食事をすることができるので新しい矯正治療として取り入れているクリニックは増えています。歯列矯正にかかる費用はだいたい60万円~100万円ぐらいでしょう。

②顎骨体移動治療

アデノイド顔貌の治療として顎骨体移動治療があります。アゴのバランスよくするための外科治療です。手術は口の中から行うので外見上傷跡などは作らずに行うことができ、全身麻酔で施術するので眠っている間に終わります。骨格の修正や噛み合わせ、くちびるの厚みなどにも対応することが可能です。

手術は1~2時間ぐらい終わり数日間の入院が必要になるでしょう。費用はクリニックによって異なりますが、だいたい40万円~60万円ぐらいです。

 

③シリコンプロテーゼ挿入

アデノイド顔貌の治療にはシリコンプロテーゼを挿入する方法があります。理想的なラインを作ることができ、シリコンプロテーゼを利用すると半永久的な効果があるでしょう。下唇の裏側などを2cm~3cm切開し、フェイスラインに応じて理想的なラインにカットした「プロテーゼ」を骨の上に挿入します。

施術時間は30分ぐらいと短時間で終了することが可能です。口の中の傷は治りが早いので、傷跡も気にならないでしょう。費用の相場としては30万円~50万円ぐらいです。

症状やクリニックによって費用が異なる可能性がある

アデノイド顔貌を整形する費用は人の症状によって異なってきます。あごの形状によっては施術内容が異なったり、施術に利用する材料費も変わってくるので差が出てくるでしょう。

また、クリニックによっても費用設定がかなり異なり、モニター制度やキャンペーンなどを利用すると通常費用よりも格安で体験することが可能です。事前に行われるカウンセリングにおいて施術内容はもちろん施術費用に関してきちんと説明を受けておくようにしましょう。

アデノイド顔貌の手術は保険が適用される可能性がある

アデノイド顔貌は保険が適用されることがあります。通常美容目的の場合は保険が適用されないので、費用は自費になり高額になるでしょう。しかしアデノイド顔貌を治療する場合、一部において保険適用されるケースがあります。

アデノイド顔貌は「顎変形症」における骨格性上顎前突症や下顎後退症などと診断されるので、その場合治療に保険が適用されるので費用をかなり抑えることが可能です。医師に相談する際に保険適用の有無や具体的な金額について確認しておきましょう。

アデノイド顔貌の治療での保険適用の条件

①顎口腔機能診療施設に指定されている病院で治療を受けている

アデノイド顔貌の治療において保険が適用される条件として、自立支援医療や更生・育成医療機関、顎口腔機能診療施設などに指定されているクリニックでの診療が条件になります。流れとしては、いきなり手術を行うわけではなく、上顎や下顎の幅などをなるべく合わせるような矯正治療を行います。

これを術前矯正と呼び、いろいろな施術を試してから外科手術を行う流れになります。医師と相談しながら施術スケジュールなどを決めていくと良いでしょう。

②症状が顎変形症と判断される

アデノイド顔貌の治療で保険が適用されるのは、顎変形症と判断された時になります。顎変形症は先天異常以外において矯正治療に保険がきく症例です。治療を行うために手術が必要と判断された場合、保険診療として扱うことが可能です。

手術を行いあごの骨を前に出した後は、きれいなかみ合わせを調整するため再び矯正治療などを行い整えていきます。術後調整を行いながら、だいたい3年くらいの治療を行い全体的な調整を行っていきます。

③治療に関して病院の指示に従える

アデノイド顔貌の治療で保険を利用するには、治療に関してクリニックの指示に従えることが条件になります。全体的な治療の流れは術前矯正し手術し、術後矯正になりこれが終了すると保定装置を付けてから咬合なども調整します。

アデノイド顔貌を治療するには非常に長い期間がかかり、治療自体はおよそ3年くらいが目安になるでしょう。保定期間はだいたい2年かかるので、治療期間の間は医師の指示をきちんと守ることが求められます。

費用が気になる場合は事前にクリニックに確認しておきましょう

アデノイド顔貌はあごの骨がほとんどない症状で、歯列矯正や整形を行うことによってきれいに整えることが可能です。整形を行うと治療が長期にわたるので、事前に医師と施術内容や施術費用・スケジュールに関してきちんと相談しましょう。

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