Vライン形成の手術の費用って高いの?安いの?
顎の骨格を手術し、スッキリとした綺麗なフェイスラインにすることで小顔形成を行うのがVライン形成手術です。Vライン形成術は世界中で行われているポピュラーな美容整形なのですが、どれくらい費用が必要になるのでしょうか。
そもそもVライン形成って?
ひと口にVライン形成と言っても、詳しく見るといくつかの小顔形成手術に分けることができます。顎のラインをスッキリとさせる手術はオトガイ形成手術とも呼ばれるのですが、歪んだり前に突出している骨格を削ったり切り取ったりして、本来の位置に近づけることでフェイスラインを整えていきます。綺麗なVラインを形成するためにはオトガイの横幅を削る必要があり、垂直骨切術と下端斜骨切り術という2種類がメインになります。
【垂直骨切術】
垂直骨切術は、オトガイの骨を文字通り垂直方向に切除し、下顎のラインを補足する手術です。物理的に確実に横幅を小さくすることができ、左右のバランスや長さの調整なども同時に行われます。Vライン形成手術としては最もポピュラーで、実際に手術を受ける人の大部分がこれを選びます。
【下端斜骨切り術】
下端斜骨切り術は、オトガイ結節という部位を斜めに切除することで横幅を細くする方法です。エラ付近まで切除することができるので、骨格が全体的に大きい場合などに適しています。垂直骨切術に比べて腫れやマヒなどを軽減することができ、ダウンタイムも短くすることができます。
手術の相場と最安値
Vライン形成にかかる費用は、その人の顎の状態や受ける術式によっても異なりますが、相場としては約100万円から120万円ほどになっています。症状が重い場合は治療が必要として保険適用されることもあり、その場合は30万円から40万円ほどで受けることもできます。
また、手術の結果が満足できずに修正を行うこともあるのですが、明らかにクリニックのミスである場合以外は修正手術にも費用が別途必要になります。手術内容に応じて費用は様々なので一概には言えませんが、いずれの場合も数十万円は必要になるのでよく検討するようにしましょう。
Vライン形成の施術の費用は症状によって個人差がある
私たちの骨格は人それぞれ異なり、顎の骨ももちろん同様です。症状が軽い人もいれば重い人もおり、他人から見れば必要ないのに手術を希望する人もいます。個人ごとの手術の難易度や範囲などに応じて費用は大きく左右されるので、明確な費用はそれぞれのクリニックに問い合わせるようにしましょう。
クリニックは「費用」ではなく「医師の技量」で選ぶ!
顔にメスを入れるというのは非常に難しいもので、失敗すれば簡単に修正することもできません。このため、クリニックを選ぶ際には費用の安さを重視するのではなく、医師の腕を最優先してチェックする必要があります。トラブルや修正手術を避けるためにも、信頼できる腕の医師が在籍しているかをまず確認してください。
いかがでしたでしょうか?
Vライン形成は小顔形成の中でもポピュラーな手術ですが、だからと言ってリーズナブルなわけではありません。保険が適用されなければ100万円以上かかってしまう大がかりな手術なので、失敗しないためにも医師の実績や経験などをもとにクリニックを選ぶようにするようにお勧めします。