顎削りで皮膚がたるんでしまう…?
顎削りは直接骨を削ることができるので小顔効果も高いのですが、骨の削り具合が多くなればそれだけ本来の顎の皮膚が余ってしまうことになります。
なぜたるみが起きるのか、修正はどのようにすれば良いのかを事前に知っておくことが大切です。
今回は顎削りの術後のたるみについて詳しく紹介していきます。
顎削りによってたるみが発生する可能性がある
美容整形手術にはメリットもあればデメリットもあるように、顎削りにもメリットとデメリットがあります。顎削りの場合は、削った顎部分に皮膚のたるみが起きてしまう可能性があります。
皮膚のたるみは誰でもできてしまうというわけではありませんが、年齢や骨を削範囲などによって大きくたるんでしまうことも。どの程度たるんでしまうかは、実際に手術を受けてみなければ分かりません。
あまりにもたるみが目立ってしまう場合には、顎削りとは別に皮膚を切除するなどの方法も必要になるでしょう。
顎削りのたるみが起こる原因とは?
私たちの顔は、顔の骨格が土台となって筋肉や脂肪組織などが張り巡らされ、その上に皮膚が付着している状態です。土台である骨格を削ってしまえば当然物理的なボリュームが減ってしまうため、どうしても脂肪や筋肉、皮膚が余ってしまうことになります。
これが結果的に皮膚のたるみとなって表れ、まるでブルドックのようになってしまうこともあります。削る範囲や量が多いほど、それに比例してたるみが目立つようになってしまいます。
顎削りによってたるみが起こった場合の治療方法
①フェイスリフト
皮膚が余っていることがたるんでいる直接的な原因なので、これを治療するためにはフェイスリフト手術を行うのも良いでしょう。
フェイスリフトを行うと、皮膚を切開してたるんだ部分を引き上げ、余った皮膚を切除できるので、顎削りによるたるみを解消することができそうです。
②ヒアルロン酸を注入する
それまで皮膚を支えていた骨格が無くなってしまえば、しぼんだ風船のように皮膚は余ってしまいます。これを治療するためには、肌細胞と親和性の高いヒアルロン酸を注入するのも有効です。皮膚に内側からハリを持たせることができるので、たるんだ部分を解消できるでしょう。
③顎プロテーゼを入れる
プロテーゼとは、人体に害のない特殊な物質で作られた人工の骨のことを言います。鼻筋を通すのによく使われたりしますが、これを顎に入れることでたるんでいた皮膚をピンと張ることができ、違和感を無くすことができます。
たるみが起こらないために出来る方法
①若いうちに施術を受ける
年齢が若いと、仮に皮膚がたるんだとしても肌細胞の収縮力が優れているため、自然と引き締まってたるみが解消されていく可能性が高いです。年齢を重ねるほど肌の収縮力は衰えてしまうので、できるだけ若いうちに施術を受けた方が良いでしょう。
②他の施術を選択する
骨を削ってしまえば皮膚がたるんでしまう可能性があるため、他の施術を選ぶということも大切です。
例えば脂肪細胞を顎に注入して形を整えたり、逆に脂肪吸引してフェイスラインをスッキリさせる施術などもあります。
まとめ
顎削りは骨格から形を変えることのできる非常に効果的な小顔形成手術ですが、皮膚のたるみという女性にとっては無視できないデメリットがあるので注意が必要です。
たるんでいる部分を修正したり他の施術を選んだりすれば解消できるので、それも併せて検討することが大切です。