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上顎セットバックのリスクとは?知っておくべきポイント

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上顎セットバックのリスクが心配!そんな人に必見です!

顔のEラインが気になっている、そんな方は結構多いのではないでしょうか。
美しい顔つきと言われるのは、西洋風の、「口元が出ずに顎が前に出た」顔つきですが、そのように美しく近づける施術が上顎セットバックです。

では、上顎セットバック手術はどういったものなのか、リスクはあるのかなどについて詳しく見ていきましょう。

そもそも上顎セットバックって?

上顎セットバックとは、どういった施術なのでしょうか。

この施術は、口元が顎より前に出ていることによって生じる、例えば、笑ったときに歯茎が見えてしまう症状などを改善することができるというものです。
左右の前歯を4本ほど抜歯することによってできたスペースの分、上顎を後退させ、さらに下顎もEラインを整えながら調整していきます。術後の腫れも少なく、効果が実感しやすいことが特徴で、小顔整形の中では人気を誇っています。


このようにして、横顔を美しく矯正し、さらに小顔効果ももたらす施術が、上顎セットバックなのです。

上顎セットバックの効果は?

この施術がどのようなものなのかについては理解できたかもしれませんが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
まず、挙げられる効果は、顎周りの美しい骨格を手に入れられることでしょう。口元が前に出ている、あるいは下顎が前に出すぎているなど、顎周りの骨格に悩んでいる方は多いでしょうけれども、そういった悩みを施術により解消できることが、一番の効果と言えます。

もう一つ挙げられるのは、骨格の矯正に付随する小顔効果です。上顎セットバックは、骨切り術と呼ばれる方法で、顎の位置を調整します。この骨切り術は、文字通り骨を部分切除することですから、無駄な骨が減った分だけ余分な丸みが減り、美しい小顔を手にすることができるのです。

上顎セットバックの施術のリスクについて

数時間の手術で美しい口元が手に入る、大変魅力的な施術には違いありませんが、気になるのはやはりリスクについてです。腫れが少ないことが魅力なこの施術ですが、どのようなリスクがあるのでしょうか。

上顎セットバックのリスクとして、代表的なものは、後に歯列矯正が必要になる場合があることです。
歯並びによっては、抜歯によってできた隙間を埋められない場合もあり、顎回りは整えられても前歯に隙間ができてしまうこともあります。

セットバックにはいくつかのリスクやデメリットがありますが、骨そのものを移動させるため、長いダウンタイムが必要というのが大きなデメリットでしょう。 特に術後は強い腫れが約2週間程度続き、その後も話しにくい・食事で違和感が出るなど慣れるまでに時間がかかってしまいます。 また、場合によっては術後に歯列矯正を行うこともあるため、長期化に渡って治療しなければならないということを理解しておきましょう。

参照:セットバックによる小顔整形とは|メリット・デメリット・費用を紹介

上顎セットバックの施術で失敗してしまった時の対処法

もし失敗してしまった場合、どのように対処すべきなのでしょうか。
やはり問題は、顎というよりも歯ですから、しっかりとした歯科治療を受けるべきでしょう。
普通の歯科というよりは、美容歯科を受診するほうが得策です。
美容歯科ならば上顎セットバックでできた隙間を埋められる、歯並び矯正に対応しています。

リスクを回避するためのクリニック選びのポイントとは

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けれども、やはり最初から失敗しないに越したことはありません。では、リスクを回避するために良いクリニックを探す必要がありますが、何かポイントなどはあるのでしょうか。

クリニック選びのポイントは、美容歯科治療に力を入れているかどうかがポイントになります。
この施術は比較的歯のほうに重点が置かれているものですから、歯科に強いクリニックを選ぶのが良いでしょう。

アフターサポートの面でも、美容歯科治療に力を入れているクリニックを選ぶのがベストと言えます。

いかがでしたでしょうか。

上顎セットバックは数時間という短い時間で、美しい口元を手に入れられる、大変素晴らしい施術ですが、リスクも少なからずあります。ですから、できるだけリスクを回避できるように、クリニック選びは上記のポイントを押さえて念入りに行いましょう。