オトガイ形成は術後の腫れがひどい?
小顔になりたい、顔の輪郭をシャープにしたい、と希望する人は多く、それを叶える整形施術のひとつが、オトガイ形成です。
オトガイ形成と言えば一般的には顎削りの施術のことを指します。
整形施術なので施術後の腫れは当然起こり得ますが、知識や対応方法を知っておくことで、安心して施術を受けることができます。
オトガイ形成術の概要
この整形施術は、オトガイと呼ばれる顎の骨を削ったり、切ったりすることで、顔の輪郭やフェイスラインをすっきりさせることができるのものです。
様々な方法がありますが、主に行われているのが顎削りです。
顎が長く突き出ている、顎が割れている、左右の形が異なっている状態を解消できる施術です。
オトガイ形成の施術で施術で腫れる部位は顎と口回り!
基本的に施術後は誰でも腫れます。
主に口腔内からの施術になるため、見た目の傷口は気になりません。
特に腫れがひどい部位は顎や口周りがその部位となります。
さらにひどい方だとエラの方まで起こることもあるようです。
また、口周りの感覚が鈍くなることもあります。骨には知覚神経がないため、痛みは鈍痛程度といわれています。
オトガイ形成の施術で腫れの続く期間について
個人差はありますが、施術後およそ1~2週間ほど続くといわれています。
内出血や浮腫によるものです。
施術後3日ほどは、包帯などで強く圧迫して腫れを予防し、2週間は消毒の為のうがいをします。
ダウンタイムは1週間ほどとなります。
オトガイ形成の施術での腫れのピークの時期について
腫れのピークは、施術後3~5日ほど経った頃といわれています。
1~2週間で徐々に引いていく人が多いようです。
鈍痛もピークは2~3日ほどで、その後は徐々に軽減していくといわれています。
オトガイ形成術での腫れを長引かせない過ごし方
オトガイ形成は術後大きく腫れてしまい、苦しい思いをする患者さんが非常に多いです。
少しでも腫れを早く減らすために出来る対策について紹介していきます。
安静に過ごす
とにかく安静に過ごすのは第一です。
激しい運動や、顎を強打するおそれのあるスポーツなどはもっての他です。
風邪などを引いて、体調が悪くならないように気を付けましょう。
冷やす
腫れからくるほてりが辛いことがあります。
その場合は冷やすことで落ち着くことがあります。痛みも多少軽減されるでしょう。
保冷剤などを利用しましょう。ただ、冷やしすぎにも注意して適度に行いましょう。
身体を温めすぎない
体を温めすぎると血行が良くなるため、傷口から出血してしまうような影響が起こることがあります。
入浴は数日後に認められますが、温まりすぎないようにしましょう。
同様に、体を動かしすぎることも血行がよくなってしまいます。
顎を心臓よりも上に置いた姿勢で過ごす
傷口を心臓より高くすると、出血量が減り、止血効果があります。
顎を心臓よりも上に置いた姿勢で過ごすことで、その効果が高くなり、むくみを改善する効果が期待できます。
しっかりとバンドで固定する
施術後は、包帯やフェースバンデージといった顔を固定するもので圧迫して浮腫やむくみを予防します。
長引かせないために、窮屈であっても圧迫して固定することがおすすめです。
まとめ
このように、施術後に起こる腫れの可能性や経過状況を事前に把握しておくことで、安心して施術を受けることができます。
なかなかむくみが引かないといっても慌てないように、しっかりと対応策を確認しておきましょう。