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エラ削りによる8つの失敗例|失敗を減らすためにできること

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エラ削りで失敗するとどうなるの?

美容整形の中でも人気があるエラ削りですが実はこの手術は整形手術の中でも難易度がとても高く失敗する可能性が高いということをご存知でしょうか。

そこで今回はエラ削りの美容整形で起こりうる失敗について詳しくご説明します。

エラ削りの整形で起こり得る8つの失敗例

①左右非対称

まず1つ目の失敗例として左右差が出るという症状があげられます。顔は左右対称であれば美しいとされていますが手術を行う医師の技術力によっては利き手の施術と利き手と反対側の施術で差が出ることで左右非対称になってしまう事があります。

②頬骨が大きく見えてしまう

次に2つ目の例としてあげられるのが頬骨が大きく見えるという症状です。美容整形はバランスがとても大切な手術です。そのため、エラを削りすぎるとフェイスラインがシャープになる反面、削っていない頬骨が目立つことがあります。この原因は医師の美的センスや技術力医師とのイメージの共有の不足によって引き起こされてしまいます。

③顎が大きく見えてしまう・とがって見える

次に3つ目の例として顎が大きく見える、とがって見えるというケースがあげられます。ドクターの技術が不足している場合、先ほどご説明したように全体のバランスを考慮せずにエラを削ってしまう事があります。エラは削りすぎるとフェイスラインが不自然になり顎が強調され大きく見える事やとがって見えることもあります。

④周囲にばれる

4つ目の失敗例としてあげられるのが周囲にばれるということです。これはエラ削りだけでなく全ての美容整形に言えるリスクでもありますが、先ほどご紹介したような違和感の生じる症状が出た場合、周囲はすぐに気付いてしまいます。特に技術の足りないドクターの施術は不自然な見た目になるため、すぐにわかります。

⑤効果が現れにくい

ここまで主にエラを削りすぎた場合の失敗例を説明してきましたが、削りすぎを恐れてあまり削らなかった場合にも失敗は起こります。それは効果が表れないということです。特に経験の少ない医師に多い失敗で削りすぎを恐れるあまり、エラを削ることができず結果として全く効果が得られなかったということが起きます。

⑥痺れ・麻痺・口周辺に障害が残る

これまで見た目の失敗をご紹介してきましたが、実はエラ削りには目に見えない失敗というものが存在しています。それが痺れや麻痺など口周辺に障害が生じるというケースです。骨を削る際にドクターが誤って顎の周辺に存在している神経に傷をつけてしまった場合に起こりうる失敗で、神経の傷が原因ですので修復することができません。

⑦たるみが出る

7つ目にご紹介するエラ削りによる失敗は、すぐには症状が現れないが時間の経過とともに現れることが多い症状でたるみが生じるという失敗例です。この症状はエラ削りを行った際に皮膚をきれいに戻すことができなかった場合に起こりやすく、余った皮膚が行き場を失って下に落ちてくることでたるみとなって現れます。この原因もドクターの技術不足だと言えます。

⑧施術後に気道が塞がり窒息死する

エラを削る美容整形手術の失敗例を紹介してきましたが、実はエラ削りで失敗をしてしまうと、命に関わってくることもあります。エラ削りでは顎から耳の下あたりまでの広範囲の手術ですので、手術後の出血や腫れによって気道がふさがり、最悪の場合窒息死する可能性があります。

窒息死するリスクを軽減させるためには、丁寧な手術と高い技術力が必要になりますので、医師選びは慎重にご検討ください。

エラ削りって修正はできるの?

エラ削りの美容整形を行った結果、あまり効果が出なかった場合は再度削れば失敗を修正することができます。ですが、反対に削りすぎた場合、骨を元に戻すことは不可能に近く元通りに戻すことは難しいと言えます。

とはいえ、人工物を入れることである程度の形を整えることはできる可能性はあります。

エラ削りの修正は困難である

修正ができる可能性があるとはいいましたが、エラ削りの修正はかなりの難易度を決める手術で容易なものではありません。元々エラ削りの手術も難度が高いものなので、その修正となるとさらに困難な手術だといえます。この理由の1つは骨を削る大手術の修正だからです。

エラ削りは骨を削る手術ですので大掛かりな手術となり身体に及ぼす影響も大きいです。そのため、その修正となるとさらに大きな負担がかかってしまうことが考えられます。

ではどのようにすれば失敗を避けることができるのでしょうか。失敗しないために出来ることをご紹介します。

エラ削りで失敗しない為にできること

①信頼できるクリニックを選ぶ

麻酔医が在籍しているクリニックで技術力・症例数の多いドクターを選び、口コミなどの意見を参考にするのも良いでしょう。

口コミや実績・症例を確認し、信頼できるようなドクターを複数人見つけ、実際にカウンセリングを受けてみてください。

このカウンセリングで信頼できる医師か見極めてくださいね。

②削る部位をよく考える

理想を求めるあまりバランスを考慮せず削るというのではなく、あくまでバランスと安全面を第一に削る位置を考えましょう。

削る部分によっては神経を傷つけてしまうことで後遺症が残ってしまう可能性もあるので、医師の「絶対に理想のフェイスライン・輪郭にできる」という言葉には注意が必要です。

③別の方法の施術(ボトックスなど)に切り替える

理想だけを追い求めず、思い切って別の方法に切り替える事も大切です。美容整形は種類も豊富ですのであくまでエラ削りを候補の1つとして考えましょう。

まとめ

エラ削りにはメリットもありますが、デメリットもありリスクもある手術です。失敗する可能性も大いにありますので信頼できるクリニック・ドクターを見つけることが成功への秘訣だと言えます。