頬骨(アドバンス)

頬骨削りのダウンタイムはどのくらい?術後の過ごし方まで徹底解説

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頬骨削りのダウンタイムについて詳しく知りたい!

“頬骨整形、頬骨削りと呼ばれる施術はフェイスラインを整えて、すっきりとした小顔に見せる効果があります。しかし、数ある美容整形手術の中でも比較的ダウンタイムが長いといわれていますので、無理のないスケジュール管理のポイントやダウンタイムの過ごし方についてもチェックしておきましょう。

頬骨削りの治療は口の中や耳の横を切開して直接患部の骨を削っていきます。

より確実な効果を実感できるという点はメリットとなりますが、比較的大掛かりな手術となるので術後の痛み、腫れの症状がデメリットとして挙げられていきます。

ダウンタイムは人それぞれ異なってきますが、多くは数週間から1か月ほど必要で、この間は痛みや腫れの症状があらわれやすくなるので注意が必要です。
費用負担は1回あたり150万円前後で、病院によってはこれよりも安く治療が受けられるところもあります。

参照:輪郭の整形について|具体的な施術の内容や相場費用、ダウンタイムなど徹底特集

頬骨削りのダウンタイムの目安

手術後は3日ほど大きな腫れがみられることもありますが、術後1週間ほど経つととむくむ程度に落ち着いてきます。内出血などがある場合は気にならなくなるまでに1ヶ月ほどかかる場合もあります。腫れが続いている場合、1ヶ月が経過すると目立たなくなるようです。

頬骨削りの入院・通院について

普通、術後1泊の入院をします。退院翌日、2日目とダウンタイムが大きく出る数日は通院が必要です。問題がなければ1週間後、2週間後に通院し経過を観察していきます。必要によって医師より通院の指導がありますので、きちんと診察を受けましょう

【日常生活について】

術後は翌日から首から下のシャワーを浴びることが可能です。血を抜くためのドレーンを挿入した場合は、除去後からメイクや洗顔、洗髪などが可能になります。食事は1週間から2週間ほどは熱いものや固い物、辛い物を避けます。噛むことで痛みが出る場合は術後3日ほどは固形物を控えましょう。腫れやむくみがある間は、体を温めると治りを遅くする可能性がありますので、飲酒や運動、入浴も控えましょう。術後翌日からはデスクワークなどは可能ですが、腫れが大きく出ていることもあるので会社に出社できるかは個別に判断しましょう。

【ダウンタイム中の痛みについて】

施術直後は鎮痛薬を使用するため、痛みに悩む程ではないようですが、その後2~3日はは鈍痛を感じる人もいるようです。咀嚼や口を動かすことで痛みが出る場合はしばらく食べ物や口の動かし方に気を付けて過ごしましょう。

頬骨削りのダウンタイム中の症状

(1)しびれ

頬や上口唇にしびれが生じる場合があります。手術中に知覚神経付近を触ることが原因で起こります。1年以内に自然回復することがほとんどですが、稀に完全にはもとに戻らない場合があるようです。

 (2)感覚の鈍り

術後は顔の感覚がなくなったように感じる場合がありますが、1ヶ月~3ヶ月ほどで元に戻ると言われています。また、眉毛が動きにくくなると感じることもあり、左右の差が気になる場合はボトックス注射などでバランスをとることも可能です。

 (3)大きな腫れ

大きな腫れは手術直後から3日目までに大きくみられるといわれています。腫れを少なくするために腫れ止めの点滴をする場合もあります。3日目以降はむくんだような状態になりますが、術後1ヵ月程で落ち着いてくると言われています。

 (4)内出血

手術で力がかかった場所等に内出血が生じる場合があります。術後10日から14日程で、内出血の状態も徐々に目立たなくなっていきます。稀に血腫という血の塊ができることがありますが、小さい物であれば自然に吸収されていきます。

 (5)傷跡

頬骨削りのみの施術の場合は上歯茎を切開しますので、傷跡は口腔内だけとなり目立たないと言われています。骨切りを行う場合は耳の前を切開しますので抜糸が必要とされることもあります。傷自体が目立たなくなるには1年ほどかかると言われています。

 (6)口が開けずらい

術後は痛みを感じることもあるため、意識的に口を開けないようにしてしまうようです。2、3週間その状態が続くと口が開けにくく感じる場合があります。医師の指導に従って自宅でも開口訓練を行うようにしておきましょう。

施術後1週間程度は固定が必要

手術後は痛みがあり、口を動かすのも辛く感じることもありますが、開口訓練を行うことで徐々に慣れていくようです。ただし、施術部分は大変デリケートですので、皮膚が骨に沿って落ち着いてくるまでは激しい動きや大きな負荷をかけるのを避けなければいけません。例えば、洗顔後にごしごしこすったり、頬杖を突いたりするのは控えて、固いものをかみ砕くのも避けましょう。その他の詳細はクリニックの担当医師の指導を受けるようにしましょう。

ダウンタイム中の適切な過ごし方

(1)安静に過ごす

激しい動きは血流を促進させるため腫れなどが長引くことがあります。日常生活での動きには問題ありませんが、あえて運動をしたり走ったりすることは避けたほうが良いでしょう。

 (2)身体を温めすぎない

体を温めることも血流が促され、腫れや痛みなどを助長する恐れがあります。その為、入浴や飲酒を控え、食事内容も発汗作用や体を温める作用のある食べ物は避けましょう。

 (3)無理のない体勢で過ごす

出来る限り安静にして過ごすことが1番ですが、普段の生活をしていても痛みや腫れに影響してしまうこともあるようです。まくらが低すぎたりすると痛みがじんじんと強く感じる場合がありますので、気を付けましょう。

ダウンタイムを上手に過ごして理想のフェイスラインを目指しましょう

頬骨は顔の凹凸を作り、高いと小顔効果もある部分ですが、人によってはコンプレックスに感じてしまう部分です。美容整形手術はコンプレックスの最後の砦といわれますが、ダウンタイムというつらい時間を乗り越えなければ美しさは手に入れられません。この時間を上手に乗り越えて美しいフェイスラインと自信を手に入れてましょう。