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バッカルファットとは?下垂の原因や対処法も紹介

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バッカルファットについて解説!

年齢と共に気になり始める、頬のたるみ。まるでブルドックのように垂れ下がってくる頬にお悩みではありませんか?
そんな頬のたるみの原因の一つとなるのが”バッカルファット”の下垂!
今回はそんなバッカルファットについて詳しく解説していきます。バカルファットの下垂の原因や自分で行える対処法も併せてご紹介していきます。

バッカルファットとは

バッカルファットとは、頬の上部にある脂肪の塊の事を指します。
頬脂肪体とも呼ばれるこのバッカルファットは、若い間は頬の高い部分に位置しています。ですが、年齢を重ねるにつれて脂肪を支えている組織の機能が低下し徐々に下垂してきます。
ブルドックのような頬や、頬のたるみ、それらに伴う気になるほうれい線などの症状はこのバッカルファットの下垂によって引き起こされます。

バッカルファットの量について

バッカルファットは脂肪の塊なので、一般的にその総量は体重によって変化することが多いです。つまり体重が増えればバッカルファットの量は増え、その分顔も大きくなります。反対に、体重が減少すればバッカルファットの量はそれに比例して減少し、顔もスッキリとしていきます。

バッカルファットが下垂しやすい人はこんな人

バッカルファットの下垂の一番の要因は、やはり加齢です。ですが、それ以外にも日々の生活習慣がバッカルファットの下垂を促進することは間違いありません。
それでは、このバッカルファットが下垂する要因にどのようなものが挙げられるのか、生活習慣の面から詳しくご紹介していきます。

表情があまりない

表情筋の衰えは、頬のたるみなどが一番の原因である場合がとても多いと言われています。
そのため表情が乏しいと、表情筋を動かす機会が少ないため表情筋の筋力が衰えます。それによってバッカルファットを支える筋肉の力も衰え、下垂の原因となることがあります。

普段の姿勢があまり良くない

前述のとおり、一般的に顔のたるみの一番の原因は表情筋の衰えであることが多いとされています。ですが、僧帽筋と呼ばれる、後頭部から背中にかけて広がる筋肉も、表情と大きく関連していると言われています。
この筋肉の主な役割は肩甲骨を支えて動かすことですが、その他にも筋膜を介して表情筋を後ろから引っ張り上げ、その働きを支えています。
なので、普段猫背姿勢で生活している人はこの僧帽筋が凝り固まってしまい、その結果表情筋の筋力も緩んでしまう事があるのです。

スマートフォンやPCの長時間の使用

普段、仕事や日々の生活の中でスマートフォンやPCを長時間使用する機会が多い方が沢山いると思います。
多くの時、ご自身の目線の高さよりも低い位置にスマホやPCを置き、無表情うつむいた姿勢に近い状態で使用している事が多いはず。
この状態は、バッカルファットの大敵。何故なら、うつむいている時は、頬の脂肪は重力によって垂れ下がっていますし、無表情でいる間はもちろん表情筋があまり動かされないからです。

スマホやPCを使用する際は、意識的に表情を動かしたり姿勢を意識する必要があるでしょう。

セルフトレーニングの方法をご紹介!

日々の生活のなかでも、バッカルファットの下垂の原因となりやすい要因が多く潜んでいる事がわかりました。
それでは次に、そんなバッカルファットの下垂を予防するためのセルフトレーニングをご紹介していきたいと思います。

日々の生活の中で手軽に行えるエクササイズなので、ぜひみなさまも参考にしてみてくださいね。

「あいうえお」エクササイズ

この方法はご存知の方も多いかもしれません。
表情筋を簡単に鍛えることが出来る方法です。
やり方はとても簡単!
「あ」「い」「う」「え」「お」のそれぞれの顔の形を、精一杯表情筋を使って、はっきりと大きく行うだけ!
それぞれ2〜3秒程度を目安、一日2セット程を3回ほどに分けて行うと効果的です。
これは顔のたるみだけではなく、フェイスラインの引き締めにも効果が期待できます。

ペットボトルで簡単エクササイズ!

次にご紹介するのは、ペットボトルで手軽に行えるエクササイズです。
準備するのは、100ml程の水を入れた500mlのペットボトルです。

1.まずペットボトルを口にくわえます。この時を使わずに、唇をすぼめた状態でくわえるようにしてくださいね。

2.そのペットボトルを床と平行な状態にキープしたまま、限界まで我慢します。

3.1日に3セット程を2回ほどにわけて行いましょう。

だんだんと慣れてきたら、中に入れる水の量を無理のない程度に増やしていくとより効果的です。

さいごに

年齢とともにどうしても気になり始めるバッカルファットの下垂。
今回は、バッカルファットの正体に加えて、その下垂の原因セルフケアでの対処法などをご紹介しました。
日々の生活の中にちょっとした習慣を取り入れることで、バッカルファットの下垂に負けない顔を目指しましょう。

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