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顎プロテーゼの抜去のダウンタイム|期間・術後の過ごし方を紹介

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「顎の形を変えたい」「顎が変形している」「プロテーゼがグラグラ動く」などの理由で、挿入した顎プロテーゼの抜去を希望する方は少なくありません。

しかし、挿入時のような長いダウンタイムがかかるなら躊躇してしまう人も少なくありません。

そこで今回は、顎プロテーゼの抜去に必要なダウンタイムの長さと術後の過ごし方について紹介します。

顎プロテーゼの抜去のダウンタイムは挿入時よりも短い

顎プロテーゼの抜去は、プロテーゼの挿入時よりもダウンタイムが短くなる傾向です。特に、手術後あまり日数が経過していないうちに抜去を行う場合には、癒着が少ないため、プロテーゼの抜去がしやすいでしょう。

また傷跡は挿入時と同じく口の中を切開するので、顔に目立つ傷跡が残る心配は少ないです。さらに、手術時間が短ければそれだけ負担も軽減され、ダウンタイムが短くなります。

少しでもダウンタイムを最小限に抑えたいという場合には、しばらく禁酒・禁煙をすると早い回復が見込めます。

体質や状態にもよりますが、強い腫れは約3日程度で落ち着くことが多いため、術後3日〜5日、可能であれば1週間ほど休みがあると、安心してダウンタイムを過ごすことができるでしょう。

引用:美容医療相談室【鼻プロテーゼの入れ替えが必要なケースとは?入れ替えにかかる費用も紹介】

顎プロテーゼの抜去とは

顎プロテーゼの抜去とは、その名の通り、顎に挿入したプロテーゼを抜去することです。局所麻酔を行い、口内を3cmほど切開をします。そこから癒着や被膜を剥離して、プロテーゼの抜去します。

プロテーゼを入れてから時間が経過しているほど剥離までに時間がかかりますが、長くても30分ほどで抜去が終了するでしょう。

プロテーゼの抜去と同時に、希望のデザインに形成したプロテーゼに入れ替えることが可能です。しかし、プロテーゼの圧迫で骨が変形している場合には、腫れなどの状態が落ち着いてから、新しい形のプロテーゼを挿入する対応になります。

顎プロテーゼの抜去のダウンタイム

顎プロテーゼの抜去のダウンタイムは、挿入時よりも短い傾向です。強い腫れ・痛みは1〜3日ほどで、腫れが落ち着いてきたと実感できるまでには1週間ほどかかるでしょう。そのため、目安は約3日〜1週間と考えておくと良いです。

抜去に時間がかかれば周囲の組織に影響を及ぼし、腫れ・内出血などもその分長くなる可能性があります。

顎プロテーゼの抜去後の過ごし方

ダウンタイム中は痛み・腫れ・内出血など様々な症状を伴います。そのため、食事や仕事などの日常生活に影響が出ます。

食事の際は、切開をした傷口にしみるので、熱い食べ物や刺激物は1週間ほど控えましょう。

また、洗顔・メイク・シャワーは当日から可能ですが、血行が良くなる入浴・スポーツ・飲酒などは1週間ほど控える必要があります。

そのほか、仕事・学校・家事・育児が休める場合には3日間ほどは安静にすべきとされています。

顎プロテーゼの抜去は入院の必要がない

顎プロテーゼの抜去は入院の必要がなく、当日に帰宅することが可能です。受けるクリニックや入れ替えの有無にもよって異なりますが、抜去のみの場合は吸収性の縫合糸を使用するため、通院の必要性が無いケースもあります。

ただし、経過観察という意味で通院が必要になる場合もあり、事前に医師へ確認してください。

顎プロテーゼの抜去のダウンタイムは3日間ほど取りましょう

顎プロテーゼの抜去は挿入時よりも施術時間が短く、ダウンタイムが短い傾向です。

しかし、切開を伴うため、痛み・腫れ・内出血などの症状が伴います。長期の休みが取れない方も多いですが、無理をしてしまうと、こうした症状を長引かせたり悪化させたりする恐れがあります。

そのため、最低でも3日間ほどのダウンタイムを取った方が良いでしょう。