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顎プロテーゼ抜去はどんな施術?ダウンタイムや費用相場など紹介

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顎プロテーゼの抜去について紹介します

顎プロテーゼの抜去はサイズが大きすぎることやずれてしまったなど様々な理由で行われますが、手術をする前に知っておいたほうがよいことがありますから、施術の内容やダウンタイムにデメリットなどについてこれから説明していきます。

顎プロテーゼの抜去術とは?

輪郭や顎の形について医師とよく打ち合わせをしてデザインを決めたら、局所麻酔あるいは静脈麻酔を行い、口の中を3cm程度切開して顎プロテーゼと癒着、もしくはカプセル拘縮が起きている部分を剥離してプロテーゼをつまみ出し、縫合を行う、全行程およそ15分程の手術です。

手術するとその分顎の形が変わるので、新たに希望するデザインに合わせて新しい顎プロテーゼを入れるか、ヒアルロン酸で形を整える施術を続けて受けることが可能です。

顎プロテーゼ抜去のダウンタイム

手術の状況により異なりますが入院する必要がなく手術の時間も顎プロテーゼ抜去のほうが入れる時よりも短くて住むため、ダウンタイムも強い腫れが残りやすい1日から3日程度と考えるとよく、長引いても5日から1週間程度です。

顎プロテーゼ抜去の費用

クリニックや担当する医師あるいは手術の難易度やかかった時間によって変化しますが顎プロテーゼ抜去の料金はおよそ100,000円が相場で、他院で行われた手術の修正である場合は150,000円程度になり、高くても180,000円ほどになります。

抜去はプロテーゼを入れていた期間の長さで負担やリスクが異なる

異物が体に入ると包み込むカプセル拘縮は誰でも起きますが長くとどまっているほど癒着がひどくなっていて取り除きにくい状態になりますから、挿入の手術を行ってから抜去手術までの期間が長いほど手術の時間が長くなって負担がかかり、剥離による内出血のリスクも高まります。

顎プロテーゼの抜去が向いている人

①顎プロテーゼ挿入直後から仕上がりが満足できない人

デザインを話し合っていても挿入する顎プロテーゼの位置が悪いときや、加工の仕方が悪くサイズが合っていないなどでフェイスラインやあごの大きさに納得できず、仕上がりが気に入らないという人に顎プロテーゼの抜去は向いている施術です。

②違和感を覚えてしまう人

顎プロテーゼの抜去は挿入した顎プロテーゼがずれてしまう、サイズが大きいことで口や表情を動かすたびに違和感を覚えるようになった人にも向いています。挿入時に顎の骨の処理をきちんと行っていないと、皮膚が引っ張られるなどして違和感が出る人もいるでしょう。

③入れてから時間が経過し、入れ替えたいと感じている人

入れてから時間が経過するとフェイスラインの流行りも変わり、顎の形を変えたいと考えるようになる人もいますから、顎プロテーゼの抜去が向いている人は時間が経過したことでこれまでのものと入れ替えたいと感じている人にも向いている術式です。

④体内に異物を入れていることの不快感を感じるようになってきた人

もともと体にある骨とは違って顎を触った感触は違いますし、馴染むまでは異物があるのを感じやすいですから異物を入れたことによる不快感を徐々に抱くようになってくる人も割と多くいらっしゃいます。不快感に悩まされ続けるよりも、顎プロテーゼの抜去を行ってすっきりしたほうが安心できます。

顎プロテーゼ抜去で考えられるデメリット・リスク

①顎が無くなってデザイン的に違和感を感じる

顎プロテーゼ抜去を行うとあるその分顎が無くなってデザイン的に違和感を覚えるデメリットがあるため、仕上がりをきれいにするために新たに挿入したり注入したりするか、そのまま何も入れずに過ごすのかを決めなければなりません。

②抜去した部分の皮膚の色がくすむ

同じ個所を手術することで剥離などによる皮膚の負担がプラスされますから、顎プロテーゼ抜去で考えられるデメリットとして皮膚の色がくすむ可能性があります。これまで引っ張られていた皮膚にたるみが生じることで、くすむ場合もあります。

③抜去した部分がたるむ、しわが目立つ

手術を行うとこれまで挿入していた部分が空間になりますから手術後に空間をなくすため圧迫固定を行うか皮膚が代謝して顎の骨の形にフィットするようにならなければ、抜去した部分がたるむ、しわが目立つというリスクがある施術です。

あらかじめ医師と十分にカウンセリングを行ってから施術に臨もう

顎プロテーゼ抜去は挿入後の様々な理由で施術を受けたくなりますがデメリットやリスクがあることも理解したうえで受ける必要がありますし、どんな顎になりたいのか手術を受けた後のことも医師とよく話し合ってから臨みましょう。

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