下顎セットバックの費用が気になる・・・。
近年、受け口に悩まれている方の間で、話題になっている整形術が、下顎セットバックです。下顎セットバックは、場合によっては、入院の必要もなく、その日のうちに、手術を終えることができるため、仕事などでお休みが一切取れない方にも適しています。今回は、そんな下顎セットバックの費用に注目してご紹介したいと思います。
下顎セットバックとは？
受け口を治す目的で開発された、下顎セットバック術は、一般的な病院で行われる、年単位の治療期間が必要な、受け口の矯正手術とは異なり、3時間ほどの手術で、劇的に受け口を改善することができる整形術です。下顎セットバック術では、下顎の第四歯を抜歯した後、水平に骨を切り、顎先の骨を削って、骨を切った部分をプレートなどで固定します。全ての工程は、口腔内で行われるため、顔面には一切傷が残らないという大きな利点があります。
下顎セットバックの効果は？
下顎セットバック術は、下顎第四歯の抜歯分、下顎の骨を切り取り、場合によっては、顎先の骨を削って、固定を行うため、手術後には、見た目にも、劇的な変化が見られます。抜歯を行う第四歯以降の歯では、嚙み合わせの部分でも、ほとんど変化がないため、違和感を感じることなく、日常生活を送ることが可能です。短時間の手術で、半永久的な効果を発揮する点や、手術した日から、通常の食事が可能な点でも、非常にメリットの多い整形術となっています。
下顎セットバックの施術費用
下顎セットバックは、多くの美容整形外科で行われていますが、その費用は、平均的なもので、100万円前後と言われています。比較的、安価な料金設定になっている美容整形外科では、約80万円、技術の高さや、サービスの良さなどを売りにしている、高級な美容クリニックなどでは、約200万円ほどの価格で、施術が行われており、平均値の2倍の金額になっています。こうした価格設定は、美容整形外科や美容クリニックによっても、大きく異なります。
施術費用に違いが生まれる理由
手術時の施術法や、手術後のアフターサービスによっても、施術費用に違いが出ることがあります。日帰りの手術が可能な下顎セットバックであっても、受け口の程度によっては、大掛かりな手術となるため、1週間ほどの入院が必要になる場合もあり、そうしたケースでは、別途、入院費用が必要になります。また、手術の際は、静脈麻酔、局所麻酔、全身麻酔のいずれかの麻酔を行うため、追加料金として、2万円から10万円ほどの麻酔費用がかかります。
下顎セットバックのクリニック選びのポイント
下顎セットバックを行うクリニックを選ぶ際に、大切なポイントは、施術費用で選ばないということです。施術費用が安いからと、美容クリニックを選んでいると、手術の経験が少ない医者にあたってしまう危険性もあります。下顎セットバックは、非常に高度な技術を必要とする整形術であるため、経験の少ない医師が執刀することで、失敗や後遺症といったリスクが発生してしまうことも考えられます。術前検査がしっかりしていて、症例が多い病院を選ぶようにしましょう。
いかがでしたでしょうか？
下顎セットバックは、受け口にお悩みの方にとって、非常に効果的な整形術です。軽度の方の場合では、日帰り手術なども可能な他、ダウンタイムも2週間ほどで済みます。そのため、歯列矯正で、受け口が改善しなかった方にもおすすめの整形術となっています。