顎の脂肪注入について紹介します
顎先の高さが足りない場合に効果的な整形が「脂肪注入」です。
この施術によって顎の形を整えることで、整った顔立ちの指標にもなる【Eライン】が出来て、見た目の印象を大きく変えることが可能です。
そこで今回は、そんな顎の脂肪注入についてメリットやデメリットだけでなく、ダウンタイムやアフターケア、そしてリスクなどもご紹介していきたいと思います。
そもそも顎の脂肪注入とは?
顎の脂肪注入とは、自身の体内から一度脂肪を吸引して、不純物を取り除いた上で顎に注入する施術です。
使用する脂肪は、脂肪細胞と幹細胞を活性が高まる状態に濃縮して顎に注入していくため、定着率も高く、また拒絶反応などもほとんどないと言われています。
体の気になる部分から脂肪を取り除くことが出来るので、部分痩せも可能な施術と言えます。
顎の脂肪注入の効果
顎先だけに脂肪注入を行えば輪郭をシャープにすることができますし、突出した顎を補うために全体的に注入していくことで、丸みのある優しい顔立ちに仕上げられます。
年齢を重ねてからしわが増えた場合にも、脂肪を注入してボリュームを出すことで顎のしわをなくし若返り効果も期待出来る施術です。
顎の脂肪注入のメリット
ヒアルロン酸などの注入物だと1年程度で吸収されて元に戻ってしまいますが、顎に脂肪を注入では定着し安定すれば半永久的に効果が持続する場合も考えられます。
注射針による注入で大きな内出血が起きる可能性がありませんし、回復も早いため入院の必要性がなく時間があまりとれない人でも輪郭を変えることができるメリットがあります。
顎の脂肪注入のデメリット
不純物が混ざってしまうとうまく定着しなくてしこりができる可能性があります。
また注入する場所が悪いと満足できるデザインにならず、表面がでこぼこして不自然な顎に形成されてしまう可能性も少なくありません。
顎の脂肪注入のダウンタイム
施術は顎への脂肪注入自体は30分もあれば終えることは可能ですが、脂肪吸引や分離なども合わせると2時間程度かかるとされています。
そのため、施術後は注入部だけでなく吸引部の内出血や痛みが3日~2週間程度続きます。特に脂肪を吸引した部分は痛みや内出血も酷い場合が多いと言われています。
そのため、術後は圧迫固定が必要で、しばらく着用した状態で過ごす必要があります。
顎への脂肪注入施術の失敗・リスク
医師と患者がよく話し合ってデザインを決めない場合や、注入量を誤ってしまうと、「でこぼこした跡が残る」「異物が入ることでしこりができる」といったリスクを引き起こしてしまうことも考えられます。
また、針を刺す場所によっては、血管を傷つけて内出血がひどくなる可能性もあるため、注意が必要です。
顎への脂肪注入施術を受ける前に気を付けるべきポイント
脂肪吸引を行う際には麻酔の使用などもあるため、健康状態がすぐれないときに行うことはできません。
また、高脂血症などがあると施術時のリスクが高まるため、医師にあらかじめ伝えておく必要があります。
クリニック・医師選びは慎重に行う必要がある
理想とする輪郭に整えることが可能な顎への【脂肪注入】は、高度な技術を要する施術のため、未熟な医師による施術では失敗のリスクも高くなってしまう可能性があります。
そのため、この施術を検討しているのであれば「安くて通いやすい」という点だけを基準にしてクリニックを選択するのではなく、信頼できる技術や知識がある医師が在籍しているクリニックを選ぶことで、仕上がりの満足度も大きく変わってくるでしょう。